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琵琶湖で行われた第4施設団漕舟競技会を見学して思う [名リーダーを思う]

平成28年度第4施設団戦技競技会の一環である漕舟競技会が平成29年3月1日大津駐屯地に接続する琵琶湖で行われ見学の機会を頂いた。感動を頂くと共に思うところがあった。その様を書きたい。


概要

団の競技会として初めての試みであった。漕舟競技会とは渡河ボートを操りその速さを競うことである。人員は15名以下と決められており、櫓をこぐ人、櫂をこぐ人、指揮をする人等で構成されている。この競技に求められるものは櫓や櫂を操作する技量、舟長の指揮、チームワーク、気力・体力そしてなにより必勝の執念であり、各中隊等のより一層の一体感を強めることにあると思われた。

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IMG_20170301_132146 琵琶湖2周目イン競技風景縮小.jpg


団隷下で6ケ駐屯地(豊川・富山・岐阜・大久保・和歌山・三軒屋・出雲)に所在する部隊の中隊又はこれに準ずる部隊である全18ケ中隊等が参加した。

競技は1周1300mの3角コースを1周目は右回り2週目は左回りする2周約2600mのコースで行われた。参加18チーム中、6チームずつの予選を行い、タイム順に上から6チームで決勝が行われた。

結果は第7施設群304水際障害中隊(和歌山)が優勝した。2位は第7施設群381施設中隊(大久保)で、最初に出遅れ1周回ったところで2位に浮上したが取り返せなかった。予選では2チームの力が図抜けたタイムを出していた。1位は381施設中隊で2位は304水際障害中隊(和歌山)であった。決勝では逆になった。

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最高の施設魂の見せ場がここにある

競技間、最初にトップに立ち最初のコーナーをうまく抜けてするすると走り切った304水際障害中隊を目で追う事が多かった。目で追いながら、このコースの特長を見事にとらえた作戦とそれを実行できる力を持っていると感じた。

勝利の要訣はスタートダッシュとコーナーリング。長丁場を考えて力をセーブせず最初に全力を出し切る。密集に巻き込まれずに頭を抜け出して有利な位置からコーナーに入る。船足を落とさずにまわり終わったら一挙に加速する、遠周りせずに最短距離でコーナをまわり次への有利な位置どりをし次に向かう。

船がコーナーでぶつかり合う様はまるで船の格闘のようである。怯んで船足を落としたり遠周りすると脱落する。まともにぶつかり合いに巻き込まれるとおいて行かれる。その嫌な試練が5回ある。たんなる技量としての操舟力だけではないものがこの場には求められている。最も見ごたえのある施設魂である。


戦技を思う

昭和50年8月の豪雨や台風6号で石狩川が決壊した時、江別市周辺は広範囲に水没した。この時に活躍したのが当時志方2佐が率いる第102施設大隊(岩見沢)であった。この時沢山の渡河ボートが濁流をものともせずに走り回っていた記憶がある。戦技と名の付く理由がここにある。施設部隊として任務達成に直結する技が戦技である。

心手期せずしての域を目の当たりにして

シバタ工業株式会社の新入社員の体験入隊を大久保駐屯地にお願いしている。昨年主に教えて頂いたのは漕舟であった。(参照:ブログ「陸上自衛隊大久保駐屯地の教育関係者がシバタ工業株式会社新入社員の体験入隊で魅せた教える力に思う」)今回の見学で当社社員も戦技としての漕舟の奥行きの深さというか本物を知ることが出来た。陸上自衛隊に体験入隊をお願いする意義を再確認出来た。

この様な機会を頂いた団長小林 弘樹陸将補始めお世話を頂いた司令業務室の皆様に心からのお礼を申し上げます。


2位の381施設中隊について一言

決勝ではスタートで出遅れて5位、第2コーナーで3位、3コーナーを回った(2周目に入った)ところで2-位に上がった。この格闘漕舟の中で順位を上げるとは!相当の漕舟力があると感じた。勝敗は時の運、あきらめない敢闘精神に敬意を表したい。良いものを見せて頂いた。

以上





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