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平成28年度日米共同方面隊指揮所演習(YS-71)を見学して思う [名リーダーを思う]

始めに
表記演習が平成28年11月28日~12月13日の予定で開始された。12月5日表記演習を陸上自衛隊健軍駐屯地において部外研修者グループの一員として見学した私はその充実振りに大きな感動を覚えた。

演習の参加人員日本側約5000名、米側約1600名で日米陸軍種に置ける最大規模の演習。統裁官は陸上幕僚長、演習担任官は西部方面総監、米側は統裁官太平洋陸軍司令官、演習担任官は第1軍団長。


制服同士の信頼感が真に同盟を揺るぎないものにしている

全体的には本演習が昭和56年から今年まで継続され、手探りで相互の違いを理解し、課題を共有する段階を経て今や実効性を高める域に到っていると感じた。加えて片や陸上幕僚監部・西部方面総監部、片や太平洋陸軍・第1軍団司令部を挙げて諸々の部隊や機関等が参加する双方の意気込みや一年を通して相互に準備をする緊密さ、高いレベルを追求する真剣さ及び統裁ゾーン、指揮所ゾーンで日米の関係者が諸所に行っている会議や談笑等から伝わってくる熱気等からお互いの信頼感や”トモダチ(東日本震災で発揮された)”感は高いレベルにあると感じた。そしてそのレベルの高さは陸上自衛隊が本演習を重視しており、制服同士の信頼感が同盟の根幹という誇りや自負に支えられているから・・・と感じた。

又ここまで双方が真摯に積み重ねてきた所以のものは”共同”というむずかしさを良く弁え、米軍の指揮に委ねるという安易な途を決して選ばない、”自分の国は自分で守り与えられた力の限りを尽くして国民の負託に応える”という強い決意とその尊重の姿勢であると感じた。

総監部の実際的指揮幕僚活動の追求

方面総監部が演習部隊に専念し当面作戦と将来作戦、昼と夜のシフト勤務を実際的に行う等の配慮が窺えた。着上陸侵攻から敵を撃破する間に生起するであろう問題等を作戦・後方の幅広い機能を結集し丁寧に拾い上げる実際的な国土戦、例えば統合任務部隊の編成・指揮、国民保護や文化財保護等を意識していると感じた。それらの実際性に立って真に高い練度を追求し、実効性の高い施策を創造する域に到ったと感じた。


本演習を重視する陸上自衛隊の姿勢

目前に迫った陸上自衛隊大改革にスムーズにこの演習を引き継ぎ、この演習を教育・研究・防衛力整備等にスパイラルに反映してゆくという姿勢もうかがえた。以上はこの演習を陸上自衛隊が如何に重視しているかの証左と感じた。

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