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技術こそ施設の力、と教え且つ戦う現場指揮官にエールを [名リーダーを思う]

始めに

前稿で技術こそ施設の力と頑張る各級指揮官の姿を感じた旨を書いた。これは2施設群だけのことではなく施設科の全部隊指揮官が共通して持っている姿・・・と普段から思ってきた。今までの部隊訪問の中で心をうたれた2人の例を紹介したい。

第15施設中隊・S3佐

H28.2.某日訪問した際感動的な話を聞いた。沖縄では重機を使う(腕を磨く)演習場整備等の場に恵まれないので昨年春から方面隊が第5施設団に命じる日出生台演習場定期整備(春・秋の2回)に加えて欲しい旨旅団司令部を通じお願いし、認められた。旅団長にも視察をお願いした。理解を深められた旅団長は各部隊長に施設を活用するよう指導された。そのせいもあって積極的に旅団隊区内の駐屯地等の整備を担任した。これらの場を活用して各種の建設機械特に油圧ショベルの操作手を多数育成した。

昨年秋の大規模演習では大規模な兵站施設を多数構築せよ、との任務が付与された。所要や可能性を検討したところとても間に合わないので意見具申をした。所命を果たすため民間のユンボを数台リースして昼夜兼行で作業したい、と。認められ、所命達成の真剣勝負をさせて貰った。部隊一丸となった得難い経験をした。又教え且つ戦ってこの場を拓いたがこの場もまた更なる教え且つ戦う何よりの場となった。

この時多数の油圧ショベル操作手を自前で育成していたことが役立った。寧ろその自信があったので前向きに対処できた。部隊指揮官が普段から技術力こそ施設の力と信じて教え且つ戦う姿勢を堅持し、自主的に取り組む(地道に力を蓄える)事で強い部隊が出来る。いかなる任務が与えられても所命を必遂する部隊となる。その例証ではないか、と思った。


第12施設大隊・F2佐

12旅団創立記念日(H28.4.,9)でF2佐が彼の信念から発した言葉がとても印象的であった。第12旅団は唯一の空中機動部隊である。施設としては災害派遣等に際し重機等を沢山携行できない。又一つの現場に投入する建設機械操作手は限られざるを得ない。現場ではその特性に応じた民間の建設機械の操作が求められる事もあるだろう。従って当大隊で特技「建設機械操縦(中級)』を有する者は大隊保有のあらゆる建設機械について精通する事を求めている。

現場で求められるニーズに対しあれは出来るがこれはできないでは済まない。求められるニーズ(任務)はその場にいる者が必ず果たす、が追求すべき第1義である。そのためには一人で何役もこなさなければならない。当大隊として特技「建設機械操縦(中級)」に相応しい実力とは如何にあるべきか[?]提起し追求している。

以上を聞いて、ここにも技術こそ施設の力と自己の信念を燃やす指揮官がいると心強く思った。


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